東海汽船 ”ジェット船”

skyex2010-05-30

プロフィール


skyex

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見果てぬ夢を形にするスドリームデザイナーIt is Sdream Designer in shape as for the faraway dream. :yoichi takahashi

 30数年に渡る、ラジコン飛行機の開発と操縦経験を生かして、船舶ラジコンモデルへ!と更なるラジコン領域の拡大を目指し
飛行機の技術を応用した船の開発を発案し、
2001年に開発した飛行機と同じ”翼”を持った船、RCジェットフォイルは早くも今年で10年目となる。 このジェットフォイルは多くの失敗を繰り返し、開発の過程は模型趣味を通り越し、工学的視点で
取り組んだことが成功につながった。世の中には定数というものがあるが模型視点で小型ラジコンモデルの水中翼の面積定数を実験によってもとめたのである。
下は初めて浮上走行に成功したラジコンジェットフォイルモデル第1号 ”K−JET”
スクリュウ推進ではじめて成功した瞬間の記念すべき画像である。2001年5月吉日。

この間、ジェットポンプへの換装やアップデート、軍用型の開発(2隻)、民間型1隻 など数隻のハイドロフォイル艇を手がけた。

 一号艇のK−JETはさすがにキャビンの老朽化があるので、この際上部キャビンをリニューアルすることにした。
 モデルにしたのは、東海汽船のジェット船 ”虹”である。

出典:東海汽船HPより

出典:東海汽船HPより
東海汽船のジェット船は伊豆7島と竹芝桟橋を連絡している。
東京在住の方でしたら、ユリカモメでレインボーブリッジを渡る際に眼下の水面を高速側で走り去る本船を
目にしたこともあるであろう。
 使用しているのはボーイング社製の929ジェットフォイルである。マニアの情報によるとこの船はもともとドーバー海峡を横断していた”プリンセスステファニー”であるらしい。

上はプリンセスらしい気品がただよう在りし日の”プリンセスステファニー”
 ”プリンセスステファニー”はユーロトンネル開通と同時に廃止され、プリンセスは東海汽船に引き取られた。
それが、イラストレーターであり、船マニアである柳原氏のデザインでカラフルな”虹”として生まれ変わったのである。 カラフルな塗装の再現はマスキング作業に大変時間が掛かった。 実船の塗装も大変だったに違いない。
 塗装が完成すると、前のK−JETの面影はなくまったくの別のJETFOILとなった。


同じ船でも左右でまったく異なった船に見えてしまう。 ジェットフォイルを2隻持った感じだ。

走航の様子をYOU-TUBEで紹介しよう。
http://www.youtube.com/user/gasturvin?gl=JP&hl=ja#p/a/u/1/2KQICeUG2MY