JETFISH

ジェットフィッシュ”ウメイロモドキ”

今年のチャレンジ目標!
 ”ラジコン潜水艦”だ。
空ものラジコンを30年、船ものを15年ほどやったので、、、あとは水中に潜るしかないか、、、
と考え、、た末である。 水は空気の約800倍の密度差を持つ同じ流体であることは釈迦に説法!。
 なぜか、水面船と違い、水中を運動する潜水艦は、、、空もの飛行機と同じ3次元運動をする。
かつて45年ほど前、空ものラジコンに果敢に挑戦したチャレンジ精神で、、新たなる水中の世界に挑んでみたい!!。
いきなり、自作はハードル高いので、、、
 潜水艦モデルでは有名かつ定評のある、平尾モデル製の”SEAGULL”でトライ!!。
昨年末にキットは入手していたが、、気候も良くなったので、、プロジェクト再開。
まずは、塗装からスタート!!。
 カラースキムのイメージは、、、水生生物からいただき、、、
いつかは採用してみたいと思っていた、、、サンゴ海の綺麗であでやかな生き物、、”メイロモドキ”からいただき!。
 銀色胴体に上半身ブルーのカラー、、、それにあでやかな黄色のトップカラーが尾びれまで
続く、、、サンゴ海のスターである。

そのカラースキムはりっぱな”カウンターシェード”になっている。
(カウンターシェードとは、、現代の軍用迷彩、つまり航空機や艦船の迷彩色の基本となっている
 コンセプトである。)
 つまり、自然界を生き抜く、、、迷彩パターンである。
胴体下面は銀色で、下から見ると水面の鏡面反射で同化して見える。
 胴体上半身は、、ブルーの水面と同化して、見える、、、。
 黄色のパターンは、、背景のサンゴ礁のカラフルな色彩と混同して見えてしまう。
今回はその見事なカラースキムをいただいて、しまおう。
下記はカラーリングイメージスケッチ

↓まずは全体にメタリックシルバーを塗装↓

↓胴体上半分をブルーでグラデーション塗装

↓ブルーの上に、、黄色の縞模様をグラデーション塗装



↓このウメイロモドキ塗装には約3日を要した。
グラデーション塗装は実物航空機(旅客機)でも見かけるようになった。
 それなりに、単色のカラーリングでは物足らない時代になったようだ。
思い切って、この塗装にしてよかった。 しかし、、市販のカラースプレー缶でグラデーション塗装を綺麗に仕上げるのは
噴射ノズルの方向や吹き加減の微妙な調節が要求される。それを、、一発吹き(失敗ゆるされない)で決めるためには
 事前の塗装パターンの予行練習をする羽目となった。

ひとまずはウメイロモドキを綺麗に塗装できたか。

こうしてできあがった、我が初の潜水艦は”JETFISH”と命名した。・
 いかんせん、、JETという名に弱いので、、ついついつけてしまったが、、、。
そうなれば、、塗装だけでなく、、
日頃、、流体力学を選好しているからには、、、それ相当のチャレンジが必要!と考え、、、
 それにふさわしい、機能面での改造進化すべく、、私独自のモデルにしたいという思い込み強く、、 
 推進器を普通スクリューから、、ポンプジェットに改造することにした。
オリジナルの3翅スクリュウに最適のダクトとガイドベーンを持つPODを3DCADで
早速設計した。↓

↓下は筆者愛用の3Dプリンターで出力中のポンプジェットユニット。

これなら、、名前”JETFISH”にふさわしいのではないか。
*ポンプジェットは言うまでもなく、
 現代潜水艦には必須の推進器である。
下はポンプジェット推進器をもつ現用アメリカ海軍原潜”シーウルフ”

 スクリューをダクトで覆い、案内羽で整流したジェット水流で推進効率をあげ、
なおかつトンカツ!、、スクリュー音を低減するという、1っ席2丁の代物である。
 それを装備した、わがJETFISHはいかなる性能を持つものになるか、、
今後にご期待あれ!!。・