京都木津川市に出現した”マッターホルン山脈”

木津川市に出現した”マッターホルン”

 このところ、異常気象で猛暑や突然の豪雨などが多くなっている。
天気の変化が急な最近は空に浮かぶ雲の形が大変面白く いつも空を見上げていると普段あまり見かけない気象現象に遭遇することがある。
 気象現象も多くは地球と太陽が起こす熱流体力の産物なので、、流体力学的にも面白い現象と捕らえている。
昨日、出かける前に突然、そらが暗くなり、、、大粒の雨が降ってきた。突然のスコール!。
 雨は20分ほどでやみ、、、天気は回復 その後、所用のために出かけたDIYストアの駐車場で車を
降りた時に、眼前の空に浮かぶこの”雲の壁”を発見!!。

 まるで、地上から高空まで立ちはだかった姿は凄い!!。たち壁の幅は恐らく20km〜30km、それ以上はあろうか。
大型の積乱雲が横に長くまとまった形である。”スーパーセル”の一種かも知れない。
浮かんでいる状態ではなく、地上から山脈のように上空に続いているように見える。下は水分を含む、
重い雲の層なので黒く見えまるで裾野のようだ。
バックはスキットした青空なので、スイスのアルプス山脈のように見えてしまう。
 積乱雲の造山活動は活発で数分間で、、2つの山頂らしき盛り上がりがどんどん成長していき、この間10分ほど、
まさにマッターホルンユングフラウモンブランを彷彿とさせる山の稜線が完成した。


 その山頂は、6000m〜8000mほどの高さと推定する。
いつも、上空を飛ぶ旅客機を観察しているので、その感覚での推定ではあるが、、、、。
やがて、、10000m近い大気の圏界面に達したか、、、山頂にたなびく絹雲がみえた。
先ほどの突然のスコールはこの雲の山脈が通過した時に降らせたようだ。
 後でニュースで確認したが、この雲の山脈が移動してきた兵庫県では竜巻も発生したようである。

 山脈などには縁もゆかりも無い京都に突然 ”アルプス山脈”を造ってみせたくれた自然のなせる造形に乾杯!。 
こんごも大自然の流体現象に目を離せないことになりそうだ!。