2010岐阜基地航空祭

skyex2010-11-23

プロフィール



skyex

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見果てぬ夢を形にするスドリームデザイナーIt is Sdream Designer in shape as for the faraway dream. :yoichi takahashi

2010年10月24日、
約10年ぶりに、航空自衛隊岐阜基地祭を取材した。

今年はブルーインパルス50周年記念と次期戦略輸送機XC-2が見れると
言うこともあり、
 付近に住む兄の薦めで前日から出発となった。
前日のAMは各務原航空宇宙博物館とPMはブルーインパルスの予行演習の
見学となった。前日からのブルーインパルスの予行演習見学は過去には
無かったようだが、、、。詰め掛けたマニアで博物館の駐車場と付近の見学できる
空き地という空き地はほぼ超満員の様子であった。ブルーインパルスの人気?は
ここ数年、白熱ぶりが凄まじい!!。

 会場では東京の多摩から車を飛ばしてきた人や長崎から夜行バスでやってきたという
マニアの方と話ができたのはうれしい。 マニア同士、直ぐ話が弾むのは魚心か。
また、ブルーインパルスの新技とコークスクリュウを始めて拝観したのは光栄であった。

さて、目玉の次期戦略輸送機XC-2
初代C-1と比較すると寸法的には一回りほど大きいが近くでみると2倍くらいかなり大きく感じる。
主翼はブレンデットボディしたスーパークリティカルウィングの肩翼タイプ。



機首レドームはかなり大きく、ロングレンジのWATHER RADERを搭載してもなおかつスペースは余るようだ。
余ったスペースにはFLIRなどの赤外線暗視航法装置などを搭載予定なのだろう。
内側ダブルスロッテッドフラップ+外側シングルスロッテッドフラップ装備で強力なSTOL性が期待できそうだ。
大きな高バイパス費ターボファンエンジンを左右に搭載。バイパス比は6〜8位か。

搭載エンジンのメーカーは非公開だが、フロントファンとミッドシュラウドの形状からはプラット&ホイットニー製か?
石川島播磨製と推測した。

大きなT尾翼はC-1を受け継ぎ、それを支える垂直尾翼はC-1より末広がりの形状にしている。
これは米国AMST(次期戦略輸送機計画)でボーイングやMD社が開発した形状で、STOL飛行時の大AOA(迎え角飛行)での
胴体の影になる気流の影響をさけ、方向安定を確保する形状だ。


胴体下部には両側に大きなスポンソンを備え、
内部は強力なAPU装置と不正地着陸に備えた8輪ボギー形式の車輪は2基16輪でささえ、不正地での離着陸に備えている。それにしても、このスポンソンも大きい、APUを2基装備しても余ります。
この中にはきっと合成開口RADERを搭載し、電子戦偵察機にも転用できる予定ではないだろうか。
 欲を言えば、主翼端にウィングレットを装備していないことか、、、、、。
 この機体ならば、、国連PKOではC135ターボプロップ機に替わり、ジェット輸送機として迅速は対応と災害支援出動など、
十2分な活動が期待できそうだ。
 岐阜名物:異機種編隊フライト。
下は飛行速度の遅いプロペラ練習機T-7とF15,F2の3機編隊飛行。
3社は飛行速度域の合う時速300k前後で飛行している。
T-7は全速に近いスピードで水平より突っ込み気味の飛行姿勢をとり、
F2とF15はUPを引き、エヤーフレームブレーキを利かせた高迎え角の低速飛行姿勢をとっている。

 未だファントムの飛行が見れるのも岐阜ならでは。

今年初披露の3D変態飛行:近づくにつれ、編隊の形が違ってみえる。3D映像時代の新技だ。

F2のパワーある上昇タイトな8字旋廻など、
ひさしぶりに、空気を切り裂く強烈な”ジェットサウンド”を満喫した。

 途中、XC-2はデモフライトはしないとのアナウンスがながれ、、、、
残念では合ったが、、
来年に期待しよう!。
格納庫の展示機はMISAWA JPANのF-2日本海カモフラージュが美しい。

久しぶりのご対面の三菱ダイヤモンド1 ビジネスジェット機いや、航自の連絡機。