新試験水槽で２隻目の進水
プロフィール
見果てぬ夢を形にするスドリームデザイナーIt is Sdream Designer in shape as for the faraway dream. :yoichi takahashi
本日、製作開始から５年目にして、”疾風”が産湯を浴びた。
新試験水槽運用開始から一ヶ月たたずの２隻目の進水試験である。
この時期にさるも続くのは理由がある。 ９月の瀬戸大橋模型船大会が控えているからであり、
その出品のためだ。さらに今年は１０月に焼津の国民文化際、全国模型船大会も控えているので
特別な年である。
本日、進水試験したのはかつて海の新幹線と銘打って開発されたテクノスーパーライナーの実海域実験船の”疾風”である。この疾風は水面下に浮力体を持つ水中翼船で
学名は 複合船体支持構造という。
水中翼の揚力を浮力体の動的静的浮力が補う方式で水面に浮上して、船体の造波抵抗を低減する方式である。
１９９６年くらいに神戸の川崎造船所で開発され、実海域テスト走航を実施した後役目を終え、
現在は神戸メリケンパークにある、海洋博物舘に屋外展示されている。
下図は展示の実船画像
１９９６年にテスト公開している走航ビデオを見たときにその未来的なスタイルと走航の
迫力にあこがれて、この姿をわがラジコンモデルにしたいと思い、製作期間５年、発案からかれこれ
１０年近くになるか、、、、。ラジコンモデル化の熱意を維持して、ついに
本日進水の儀を迎えたことは大変喜ばしい。
