ジェットフォイル”BEETLE”

BEETLE 1 by JR

*p1* ジェットフォイル”BEETLE"     ←九州博多海ノ中道を釜山に向けて出航する実船BEETLE

 今回ジェットフォイル”BEETLE"を建造した。
ジェットフォイルは通算4隻目の建造である。
 モデルにしたのはJR九州高速船(株)のジェットフォイル”BEETLE”である。
現在、九州博多〜韓国釜山の間をフェリーしている。現在3隻ほど運行しているが
 ”BEETLE 1”をモデルにした。 BEETLEとはカブト虫のことである。
そういえば、ジェットフォイルの角っぽい外観は甲虫のようであり、屋根のマストは
なぜか、ツノに見えなくもない。
 初代ラジコンジェットフォイルの走航に成功してから、早10年目である。
初代のいまは亡き 関空のK-JET、香港ターボジェット東海汽船の”虹”に続くモデルである。


運行会社のJR九州高速船(株)の広報にコンタクトをとり、形やカラースキムが解るパンフレットを
要望した。 広報担当者は快く引き受けていただき、いくつかのパンフレットを送付してきた。なかには
ペーパーモデルキットもあり、広報担当者の気遣いがありがたい。

 約20年以上に渡りジェットフォイルは知り尽くしているつもりなので、、、、。
 下部船体はこれまでを流用し、上部キャビンを実船に忠実の再現することにした。。
頂いた資料をもとに細かなレタリング文字も可能な限り、忠実に再現した。

リアルなペイント仕上げは一度、実物とツーショットしたくなるほどに完成した。

今回の製作ではこの春に導入した、小型木工旋盤が初仕事をした。
 船舶艤装には付き物のライフラクト(救命用自動膨張イカダ)である。
従来手作業でこなしていたが、この様な丸物は旋盤で挽くと簡単に作れる。
 BEETLEは玄界灘を超え、外洋にでるのでライフラクトも多く6個装備している。
また、海洋生物(クジラ、イルカ)との衝突の可能性も高い海域なので安全策は万全だ。
完成した、画像をJR九州高速船(株)の広報担当者のメール添付すると、、いたく、その完成度の高さに
驚いていただいたようであり、こちらも嬉しくなった。
 さて2011年早速、瀬戸大橋模型船大会に出品!!。


自作品テクノスーパーライナーTSLと2ショット。 この両船はウオータージェット噴射と水中翼を
持つ船として共通だ。
 。
倉敷マリンプールの海を疾走する”JETFOIL BEETLE”
←画像提供は模型RC艦船モデラー”つるぎ海軍工廠”さん。
 操縦している私には絶対撮れない見事な迫力あるショットである。
この模型船大会では、、目面しく、トラブルなく、、、一日中、大いに走航しまくり、”BEETLE”を大いにPRすることができた。

JR九州高速船さん、ありがとう!!。